文書作成日:2022/03/31

ここでは2021年12月に発表された調査結果(※)から、介護サービスごとに利用者1人当たりの利用状況をみていきます。

調査結果から、2020年9月中の利用者1人当たり利用状況をまとめると、下表のとおりです。

介護予防サービスでは、通所系の介護老人保健施設が6.0回で最も多くなっています。最も少ないのは訪問系の介護予防訪問入浴介護で4.2回です。2019年からの増減では、介護医療院と介護療養型医療施設が2日以上の減少となっているのが目立ちます。
地域密着型介護予防サービスでは、介護予防小規模多機能型居宅介護が18.5回となりました。利用回数はどちらのサービスも前年とほぼ同じです。
居宅サービスでは、訪問系の訪問介護が20.1回で最も多くなりました。次いでその他の介護療養型医療施設が12.2日、短期入所生活介護が11.3日となっています。2019年からの増減では、すべてのサービスが増加しました。
地域密着型サービスでは、定期巡回・随時対応型訪問介護看護が96.7回で最も多くなりました。ただし前年から1.3回減少しています。次いで複合型サービスが42.9回でした。
コロナ禍の2020年とコロナ前の2019年では、利用状況に大きな変化はみられませんでした。貴事業所の利用状況は、いかがでしょうか。
(※)厚生労働省「令和2年介護サービス施設・事業所調査の概況」
2020年10月1日現在で活動中の施設・事業所について集計したものです。
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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